マグ・フォーマーの学習価値
マグ・フォーマーは、乳児や小児だけでなくあらゆる年代層を念頭において開発された、教育効果の高い生涯にわたる学習ツールです。

感覚運動段階(0~3歳)
脳の発達の80%が、この時期に形成されます。脳と神経システムの発達は、感覚を刺激する活動や指を動かすことによって達成されていきます。
学習効果
- ブロックの様々な色や形が視覚を刺激します。
- ブロックを組み合わせる時、あるいはブロックを切り離す時に発生する音が聴覚を刺激します。
- 色や形を認識・把握する認知能力が向上します。
- ブロックを組み合わせる、あるいは取り外す行為を通じて、目と手の協応動作が養われます。
- 腕や手そして指を動かすことにより、粗大運動技能や微細運動技能が発達します。

周囲の環境に関心を示す段階(3~5歳)
この年代になると、子どもたちは熱中して自らが置かれている環境を探るようになります。こうした行動は、自身の周囲の状況を子ども自らがコントロールしようと努める一方で、子どもの好奇心を刺激します。表象的思考が発達し、あそびの種類は一般的に創作遊びやごっこ遊びが中心になります。
学習効果
- 指の操作能力が向上します。
- 自発的あそびを通じて発散的思考、想像力そして創造性が強化されます。
- 造形スキルが育まれ、シンメトリー(対称性)、建造物、平面図形の辺や立体図形の面、そして線図への理解が深まります。

独立行動段階(5~7歳)
子どもの行動は、自立、独立心そして達成感に端を発するようになります。独自の方法で考え、自らを表現する力が発達し、あそびには子どもの創造性や独創性が現れるようになります。
学習効果
- 部分と全体、対応、パターンなど基本的な数学的概念が理解できるようになります。
- また、記号論的関係性や空間認識の概念を理解するために必要となる形状やサイズの比較、そして上下左右などの配置や方向の認識ができるようになります。
- 創造性や問題解決能力が向上し、独立心や自信が高まります。
- 言語技能が上達します。

具体的に思考できる段階(7~12歳)
この年齢になると、子どもたちは具体的に思考し、自らの身の回りで見聞きした事柄を詳細に再現することができます。そのような再現の過程で、観察力や分析力そして論理的思考能力が養われます。
学習効果
- 様々な造形物を創作するために必要な観察力や分析的思考能力が磨かれます。
- 立体物や建造物の創作を通じて、空間認知能力が発達します。
- 論理的思考および推理力が発達します。
- 複雑な構造物を作るために必要である創造的な問題解決能力が磨かれます。
- 数学的概念と科学原理を併用して魅力的な造形物を創作できるようになります。